勝手にお名前診断 (第38回)※2020.12.8改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第38回目の今日はWaT(ワット)のお二人です。
それぞれのお名前はウエンツ瑛士さんと小池徹平さん、お二人とも本名です。
(WentzのW、andのa、TeppeiのTをとってWaTです。)
まず小池徹平さんのお名前から診ていきましょう。
ローマ字で書くとKOIKE TEPPEIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「エ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。
小池徹平さんは甘いマスクを武器にドラマや映画で大活躍しました。
歌手運も強い名前のお陰か、WaTから先にソロデビューしたのは小池徹平さんのほうでした。(ウエンツさんのほうが芸能界ではかなり先輩なのですが)
一方のウエンツ(Wentz)瑛士さんは
ローマ字で書くと UENTSU EIJIとなります。
苗字の最後の文字「ツ」と、下の名前の最初の文字「え」、
フルネームの最初の文字「ウ」と、最後の文字「じ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
この5日間で紹介してきたグループでは、CHAGEandASKAのASKAこと宮﨑重明(みやざきしげあき)さんや、いきものがかりの水野良樹(みずのよしき)さんの様になめらかネームの方が目立つ傾向がありますが、WaTの活動において小池徹平さんが目立つ事がなかったのは、先述の通りウエンツさんが何年も先輩だったからでしょう。
何せウエンツさんは4歳の時にモデルとしてデビューし、子役タレント、ダンサー、俳優など多岐に渡って活動し、16歳でWaTを結成、歌手としても動き始めます。
このブログでこれまでお伝えしてきた通り、やはりノーペアネームは「不安定」になるのでしょう。16歳でこの経歴は器用を通り越して異常です。
WaTを結成したのも最初は「遊び感覚」だったそうで、おそらくゆずやコブクロみたいな事をやってみたかったのでしょう。(憧れというより“ごっこ”的な真似事だったかも知れません。)
ストリートミュージシャンとして路上ライブからスタートしますが、始めの内は聴衆ゼロなんて事もあったそうです。
とは言えそれぞれでテレビに出演していた2人が路上で唄っている訳ですから、次第に人も集まるようになり、集まり過ぎて混乱を来たす為路上ライブが出来なくなります。
やがて念願のメジャーデビューを果たすと、2ヶ月足らずで紅白出場が決定。(当時の史上最短記録)そこから4年連続で出場するなど、一躍スターダムにのし上がったのです。
しかしお互い他の活動が忙しかったせいもあり、グループとしての活動は散漫になっていきます。メジャーデビューから5年ほど経った頃には開店休業状態となり、一応10周年の節目に解散を発表しました。
この5日間で紹介してきたグループと違ってWaT(ワット)という名前がリターンネームじゃなかったので長続きしなかったのでしょう。
ただ個人名を文字で見ると小池徹平(こいけてっぺい)さんは「い」が2つ入り、ウエンツ瑛士(えいじ)さんも「え」が2つ入るので、どちらもグループでも成功してソロでも成功する運のある“ワンモアネーム”でもあります。
(斜体文字が加筆した部分です)
WaT解散後、小池徹平さんは変わらず俳優を続け、結婚に次ぎ第一子誕生と順風満帆にいっている様ですし、ウエンツさんも「火曜サプライズ」などバラエティーのMCの座にまで着きました。
しかしウエンツさんはそのポジションを投げ打って2018年10月、演技の勉強の為にとロンドンへ留学に旅立ったのです。
またノーペアネームの何でもやりたがる悪い癖、いや好奇心の旺盛さが出たのでしょう。
(約1年前、WaTの1回目の記事を書いた時は渡英中でした。)
しかしいつの間にか、ヌルっと帰ってきましたね。
一応ロンドンで舞台には立ったそうですが、理想とは程遠い自費で脚本家を雇っての2人芝居と、芳しい成果は得られなかった様です。
やはり1回目の記事で書いた通り、海外進出運が強い“リターンネーム”ではなかったからでしょう。
ウエンツさんはある番組で「もうずっと日本にいます。」と言ったそうですが、そのほうが良いでしょうね。
ところでピースの綾部祐二(あやべゆうじ)さんもノーペアネームなので今のところ「成功した」と思わせる要素はありません。
いつまで海外生活が続くのか、それとも一旗上げられるのか、楽しみに待ちましょう。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。