勝手にお名前診断 (第36回)※2020.12.6改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第36回目の今日はいきものがかりの3人です。
それぞれのお名前は水野良樹さん、山下穂尊さん、吉岡聖恵さん。
3人とも本名です。
まずはリーダーの水野良樹さんから診ていきましょう。
ローマ字で書くとMIZUNO YOSHIKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」ですので、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”でもあります。
つまりこのお名前はなめらかネームとリターンネームの両方に該当します。
このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。
続いて山下穂尊さん、
ローマ字で書くとYAMASHITA HOTAKAとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」ですので “リターンネーム”です。
そしてボーカルの吉岡聖恵さん。
ローマ字で書くと YOSHIOKA KIYOE となり、
苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「き」、
フルネームの最初の文字「よ」と、最後の文字「え」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
なぜボーカルの吉岡さんの紹介が最後になったかと言うと、もともと水野さんと山下さんの2人でいきものがかりを結成した後に吉岡さんが加入したからなのです。
当時ゆずの影響で男性2人組のストリートミュージシャンが溢れかえっており、何か違う事をしなくてはと思った水野さんと山下さんが、女の子のボーカルを入れようと考え、吉岡さんが加入する事になりました。
そして吉岡さんをメインボーカルとして真ん中に据えます。
昨日のチャゲさんの話ではありませんが、水野さんもその時はリターンネームの性質が先に立ち、吉岡さんを前面に出して自分たちは一歩下がった方がいいと悟ったのでしょう。
しかし結成後まもなく、水野さんと山下さんの大学受験の為いきものがかりは(一旦)解散します。
大学へ進学した後、再開させようとした水野さんが音大へ進学していた吉岡さんに声を掛けたのですが、吉岡さんは歌に自身を失くしていた為その誘いを断ります。
母音ではなく文字で見た時に「お・か・き」の3文字のどれかが入る名前を“お・か・きネーム”といい、自分に厳しくなる方が多いのです。(斜体文字が加筆した部分です)
吉岡聖恵(よしおかきよえ)さんは「お・か・き」の3文字が見事に並んで入っている、“お・か・きネーム”の典型の様な方なのです。
よく見ると水野さんのお名前にも「き」が入っていますし、山下さんのお名前にも「か」が入っているのでいきものがかりは全員“お・か・きネーム”という事になるのですが、3文字が全て入っている吉岡聖恵さんはチャンピオンなので(何のチャンピオンかはわかりませんけど)人一倍自分に厳しくなるのでしょう。
あれほど歌の上手い方が自身を失くすなんて、そうとしか思えません。
それとも余程その音大のレベルが高かったのか、なめらかネームではないので元々目立ちたがりではなかったからなのか、リターンネームでもないので自己プロデュース力がなかったからなのか、理由を詮索しだすとキリがないのですが、いずれにしても水野さんの説得は難航します。
山下さんの説得もありようやく吉岡さんが承諾して再始動となるのですが、いきものがかりのふたりがかり(シャレではなく)の説得でようやく応じるとは、やはり目立ちたがりではなかったのでしょう。
それからしばらくしてメジャーデビューが決まり、ゆずと同じく今時希な日本語ひらがな表記のグループ名が良かったのか、老若男女から好かれ、NHKからも好かれるなど(学校音楽コンクールの課題曲「YELL」、朝ドラの主題歌「ありがとう」、オリンピックのテーマ曲「風が吹いている」など、NHKのタイアップ多し)、国民的人気グループとなりました。
メジャーデビュー10周年を迎えた時、一旦「放牧」と称して活動を休止しファンを心配させましたが、2年と経たない内に活動を再開しました。
私はその間、全く心配していませんでした。何故って?いきものがかりというグループ名がリターンネームだからです。
何もリターンだから戻ってくるだろうと思っていた訳ではなく、リターンネームのグループは息の長いグループが多いからです。
昨日紹介したCHAGE and ASKAも足掛け40年続いていましたし、
THE ALFEEなんてもう45年続いています。
他にもTUBEやBEGIN、スピッツやウルフルズなど、長く活動しているグループがたくさんいます。グループ名がリターンネームだと、メンバーの団結力も強くなるのでしょう。
ただ私が気になっているのは、最近リーダーの水野さんが他のアーティストへの楽曲提供を頻繁に行い、目立ち過ぎているのではないかという点です。
(山下さんがリターンネームなので歌番組でほとんど喋らず目立とうとしていないのに対して)
やはりなめらかネームの目立ちたがり性質がここへ来て出てきているのかも知れません。そろそろ一人立ちを目論んでいるのではないでしょうか?
参考までに、文字で見ると山下穂尊(やましたほたか)さんは「た」が2つ入り、吉岡聖恵(よしおかきよえ)さんも「よ」が2つ入るので、どちらもバンドでも成功してソロでも成功する運のある“ワンモアネーム”でもあるんですねぇ。
これから先ソロ活動が活性化する可能性もあり、まだまだ楽しみなグループです。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。