勝手にお名前診断 (第35回)※2020.12.5改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第35回目の今日はCHAGE and ASKAのお二人です。
“チャゲ&飛鳥”と書いた方が馴染み深い方も多いでしょうね。
まずCHAGE(チャゲ)さんの本名ですが、柴田秀之(ひでゆきではなくしゅうじと読む)といいます。
ローマ字で書くとSHIBATA SYUJIとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
一方のASKA(飛鳥)さんの本名は宮﨑重明さんです。
(こちらは例の報道で明るみに出たのでご記憶の方も多いかと。)
ローマ字で書くとMIYAZAKI SHIGEAKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
また、フルネームの最初と最後の母音も同じく「イ」ですので“リターンネーム”でもあります。
つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。
「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、トランプのポーカーの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。
私はこのお二人の本名を見て「やっぱりか、なるほどな。」と思いました。
昨日のゆずはお二人ともリターンネームでしたので、お互い譲り合い尊重する関係でしたが、CHAGE and ASKAは片方がなめらかネームなのでそうはいかなかったのです。
まずチャゲさんから詳しく診ていきましょう。
リターンネームは「中性的」「アイドル性が高い」などの特徴がありますが、そのどちらでもない場合は「プロデューサー向き」という性質があります。
このプロデューサーという職業は、他の方を前面に出し自分は1歩下がると成功します。
言い換えると「あまり前に出ない方がいい」のです。
その顕著な例が(ここでお名前を挙げるのは大変失礼なのですが)
野村義男(のむらよしお)さんです。
“たのきんトリオ”時代は常に三番手、
満を持してのバンドデビュー(THE GOOD-BYE)ではバンドの前面に立った為に人気は続かず、
浜崎(はまさき)あゆみさんのバックバンドとして再び脚光を浴びる。
・・・といった具合に、前に出るより1歩下がった方が成功しているのです。
チャゲさんも失礼ながらそれに近い傾向が見られます。
チャゲ&飛鳥の人気(特に女性人気)を支えていたのは飛鳥さんです。
「飛鳥さん素敵!」「飛鳥さんカッコいい!」という黄色い声援を尻目にジッと耐えていたのでしょう。
チャゲ&飛鳥を離れての活動でも、石川優子&チャゲというユニット名で「ふたりの愛ランド」を唄い大ヒットしました。ここでも石川優子(いしかわゆうこ)さんの名前を前に持ってくるなどして前面に出し、自分は目立ち過ぎないようにしていたのです。
しかし自身が中心となったバンドMULTI MAX(マルチマックス)としてはヒット曲が出せず、主だった活動も知られていません。
またソロでも何曲か出していますが芳しくはなく、やはり前に立つといい結果が得られないのです。
そこへいくとなめらかネームでもある飛鳥さんは違います。
ソロで発表した「はじまりはいつも雨」がミリオンセラーとなります。
(飛鳥さんには飛鳥 涼(あすか りょう)という名義もありますが、この曲はASKA名義でした。優しい曲調のバラードでしたので、短いながらもリターンネームのASKA名義が良かったのでしょう。)
更にリターンネームのプロデューサー運も活かし、
葛城(かつらぎ)ユキさんの「ボヘミアン」や、
光GENJIの「STAR LIGHT」や「ガラスの十代」などのヒットも手がけます。
本名の宮﨑重明というお名前には「き」の文字が2つ入っています。
この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。
(斜体文字が加筆した部分です)
この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。
よく見るとチャゲさんの本名の柴田秀之(しばたしゅうじ)というお名前にも、2文字目に濁点が付くものの「し」が2つ入っていますね。
石川優子&チャゲでもヒットしたので成功なんですが、ソロではなかった所がチャゲという芸名がASKAさんの様にリターンネームではなかった差でしょうか。
そして「はじまりはいつも雨」がヒットしたのと同じ年、「SAY YES」がドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌として大ヒットし、チャゲ&飛鳥はトップアーティストに登り詰めます。
追い打ちをかけるように発表された「YAH YAH YAH」も大ヒットを記録したのですが、「SAY YES」がバラード調だったのに対し「YAH YAH YAH」はロック調の曲でした。
飛鳥さんは最初に述べた通り“フォーカード”タイプですので、どちらの曲調にも合ったのです。
そんな絶頂期から数年後、飛鳥さんはユニットとしての活動に限界を感じるようになり解散をほのめかしますが、チャゲさんはなかなか受けいれませんでした。
一人立ちしたいなめらかネームの飛鳥さんと、二人でやっていきたいと願うリターンネームのチャゲさんの気持ちが食い違ったのです。
結局、解散ではなく一時的な活動休止という形をとったのですが、一人になった飛鳥さん=宮﨑重明さんは自分を追い込むようになります。
本名のワンモアネームは良いんですが、2つ入っている文字が「き」ですよね。
更に芸名にも「か」の文字が入っています。
これらは“お・か・きネーム”と言い、自分に厳しくなる傾向があります。
その厳しさが正しい方向へ向かっていれば良いのですが、一つ間違うと自分を追い込み過ぎてしまうのです。
飛鳥さんは曲作りなどの創作活動に打ち込む余り、眠る時間も惜しくなったのでしょう。
とうとう覚醒剤にまで手を出してしまいます。
ここでは敢えて名前は出しませんが、某有名ミュージシャンも同じような理由で覚醒剤を使用し、捕まった経歴があります。同じく名前に「き」が入る方です。
飛鳥(ASKA)さんの復帰後、再始動の動きもありましたが、結局ASKA脱退という形でピリオドが打たれました。ファンの方にとっては残念な結果かも知れませんが、それでもデビューから約40年活動してきたのですから、充分やりきったと言えるのではないでしょうか。
チャゲ&飛鳥からCHAGE&ASKA、さらにCHAGE and ASKAと表記は変わっても、一貫していたこのユニット名が最初と最後の母音が同じリターンネームだったので結び付きが強くなり、継続期間が長くなったと思われます。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。