勝手にお名前診断 (第77回)※2021.2.27改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第77回目の今日は神木隆之介さんです。
このお名前は本名です。
ローマ字で書くとKAMIKI RYUNOSUKEとなり、
苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「りゅ」、
フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「け」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
しかし全体を見るとKAMIKI RYUNOSUKEと、A・I・U・E・O、5つの母音が全て入っています。
このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。
このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。
神木隆之介さんもその名前の力を存分に発揮しています。
子役としてCMなどに出演していた神木隆之介さんは6歳の頃、中居正広(なかいまさひろ)さん主演の「グッドニュース」でドラマデビューを果たします。
その後も大河ドラマなどに出演して名子役との評判が高まると、実写の邦画では歴代興行収入第1位の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にも出演します。
更に12歳の頃には「妖怪大戦争」に主演、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞するなど、子役時代すでに輝かしい経歴を手に入れていました。
◉子役がぶつかる壁
昔から芸能界では「子役は大成しない」というジンクスがあり、子供時代に有名になった人ほど、大人になるにつれて魅力が薄れ、次第に芸能界からも消えていくというケースが多かったのです。
その大きな要因は、中学生から高校生へと成長期を迎えて顔だちや雰囲気も変わってしまい、世間が抱いているイメージとのズレが生じるからでしょう。
神木隆之介さんも中学生から高校生へと正念場を迎えるのですが、ジンクス何処吹く風とばかりにコンスタンスに映画やドラマに出演します。
何より大きかったのは主演した映画「桐島、部活やめるってよ」が、口コミで面白いと評判になりロングラン上映された事だったでしょう。“俳優”神木隆之介の地位を揺るぎないものとしたのです。
◉声優としても
俳優デビューから間もない頃にスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」で声優としてもデビューしていました。その後もジブリ作品には「ハウルの動く城」や「借りぐらしのアリエッティ」にも出演します。
また細田守(ほそだまもる)監督の「サマーウォーズ」では声優で初の主演を務めました。
そして新海誠(しんかいまこと)監督の「君の名は。」でも主演に抜擢されて映画は大ヒットします。
これで歴代邦画興行収入ランキング第2位の「千と千尋の神隠し」、第3位の「君の名は。」、第5位の「ハウルの動く城」にいずれも出演した事になり、声優としても確固たる地位を築くのです。
母音ではなく文字で見ると(かみきりゅうのすけ)と、「か」と「き」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。
どんな仕事にも自分に厳しく取り組む姿勢が生んだ結果なのでしょう。
(斜体文字が加筆した部分です)
最近ではauの「意識高すぎ!高杉くん」シリーズや、宝くじ「BINGO5」など、CMでも活躍しています。もう27歳になる彼ですが、なめらかネームの俳優がどちらかと言うとアクの強い(藤原竜也さんや山田孝之さんなど)タイプが多いのに対し、まだ学生役を演じても違和感の無い爽やかさを保っています。そう考えると子役時代の延長がまだ続いているようにも思えてきますが、彼の本当の正念場はもっと大人になって、渋い演技が求められる様になってからという事になるのでしょうか?
4月から始まる日本テレビの連続ドラマに主演が決定し、声優としても「100日後に死ぬワニ」をアニメ映画化した「100日間生きたワニ」(5月下旬公開予定)のワニ役が決まっています。今年もお忙しそうですねぇ。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。