勝手にお名前診断 (第240回)※2021年1月15日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第240回目の今日は吉高由里子さんです。
このお名前は芸名です。
(プロフィール上本名は非公開となっていますが、ネット上では苗字が“早瀬”ではないかという噂があります。)
ローマ字で書くとYOSHITAKA YURIKOとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
(仮に本名が噂通り“早瀬”ならHAYASE YURIKOと、A・I・U・E・O 5つの母音が全て揃う“ロイヤルネーム”になります。)
“リターンネーム”は女性の場合、昔(70〜80年代の新人女優が当たり前の様にレコードデビューしていた頃)は歌手業に強い名前でしたが、グループアイドル主流の昨今はあらかじめ女優業で成功する方が増えています。
また喋る事が好きになる傾向も強く、アナウンサー、声優、ナレーターなど声の仕事を生業とする方も多くなります。
母音ではなく文字で見ると(よしたかゆりこ)と、下の名前に「ゆ」が入っています。
この様なお名前を“ゆうゆうネーム”といい、俳優業で成功する方が多いのです。
高校1年生の時に原宿でスカウトされた時は女優への憧れは全くなかったそうですが、下の名前に「ゆ」が入っていた事でいつの間にか女優気質になり、知らず知らずのうちに演技力が身についていたのかも知れません。
2006年、18歳で女優として活動を始めるもののすぐには大きな成果を出せず、2008年には映画「蛇にピアス」でヌードに挑戦しました。
芸名に「か」という文字が入っていた事で「自分に厳しい」“お・か・きネーム”となり、なかなか日の目を見る事が出来ずにいた自分に対する戒めでもあったと思われます。
言葉は悪いですが、一歩間違えれば「簡単に脱ぐ安い女優」のレッテルを貼られ、以降はVシネマの様なヌードありきの仕事ばかりになっていたかも知れません。
しかし芸名に「たか」という音が入る“たかたかネーム”でもあった為か、「度胸がある」と業界からも一目置かれ、女優としての地位が下がるどころか向上したのです。
だからヌードになっても見下されず、むしろ地位が上がったのではないかと思われます。
同映画で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、翌年には小栗旬(おぐりしゅん)さん主演の月9ドラマ「東京DOGS」のヒロインに抜擢されるなど女優としてブレイクを果たしました。
その後も多くのドラマや映画に出演し、2014年にはNHKの朝ドラ「花子とアン」の主役にオーディションなしで起用されました。
いわゆる“国民的女優”として世間に認められたのです。
その頃にはバラエティーやCMにも出演する様になって、「サントリーハイボール」のCMの「ハイボール!」というセリフをものまねタレントの福田彩乃(ふくだあやの)さんが真似した事で面白くなり、更に知名度が上がっていきました。
“リターンネーム”はバラエティー運の強い名前なので、本人は面白い事を言っているつもりは無くても、周りが面白くしてくれるケースがあるのです。
余談ですが、今週紹介してきた女優さん方の中で唯一と言っていいほど「女性がなりたい顔ランキング」に選ばれるタイプではありません。(失礼)
それでもバラエティーなどで時折見せる親しみやすさのせいか好感度は高いようで、2017年の「東京タラレバ娘」以降、毎年1本以上のペースで連続ドラマの主演に起用されています。
とは言うものの、2021年に入ってからは連続ドラマ・映画とも出演が無いのが心配です。10月からのドラマに期待しましょう。
(斜体文字が加筆した部分です)
“ゆうゆうネーム”の女優運、
“リターンネーム”のバラエティー運、
自分に厳しくなる“お・か・きネーム”、
リスペクトされる“たかたかネーム”と、
芸名の特性をまんべんなく活かしている方なのですね。
この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。