勝手にお名前診断 (第239回)※2021年1月14日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第239回目の今日は北川景子さんです。
このお名前は本名です。
(結婚後は姓が“内藤”になりましたが、旧姓のまま活動しています。)
ローマ字で書くと KITAGAWA KEIKO となり、
苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「け」、
フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「こ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
北川景子さんは高校在学中にスカウトされ、2003年に「ミスSEVENTEEN」でモデルとして芸能界入りを果たし、また同時期に「美少女戦士セーラームーン」の実写版ドラマのセーラーマーズ(火野レイ)役で女優デビューしました。
女優デビューと言っても、子供向けの特撮モノ(スーパー戦隊シリーズの女の子向け版の様な作品)で主役でもなかった為、番組終了後しばらくは不遇な時期を過ごします。
母音ではなく文字で見ると(きたがわけいこ)と「き」が入る“お・か・きネーム”でもあります。
2006年にハリウッド映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」のオーディションを受けて合格し、登場シーンは少ないながらも見事出演を果たしました。自分への厳しさで女優として生き残る道を切り開いたのです。
そして翌年には映画「Dear Friends」での熱演が映画評論家達の間で評価され、徐々に知名度が上がっていきました。
映画そのものは公開当時に興行成績も振るわなかったのでヒット作に恵まれた訳ではなく、映画賞なども受賞していませんが、評論家達の間で評価された事でその後の仕事に繋がって行ったのです。
ノーペアネームの特徴は、特に若い女優さんに言える事ですが、CMに強い(出演本数が多く、その印象も強い)という点が挙げられます。
北川景子さんは34歳になった現在でもコーセー化粧品、CITIZEN(シチズン)時計、SONY(ブラビア)、AGFブレンディ(カフェラトリースティック)など、数多くのCMに起用されています。
ドラマはその作品を見たいと思う人しかチャンネルを合わせませんが、CMはどの番組を見ている人の目にも触れるというメリットがあります。
特に化粧品のCMに言える事ですが、メーカーも商品の売り上げが掛かっている為、もともと綺麗な女優さんの顔に入念にメイクをし、ライティングなども駆使して特に綺麗に撮影します。
そういった効果もあって美人女優の代名詞とされる事も多く、「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」でもここ数年常に上位に名前が挙がり、2010〜20年の間に6度も1位に輝きました。
結果的にCMではすごく綺麗に映るのですが、そのイメージが強すぎるせいか、同じ女優さんをドラマや映画で見た時に「あれ?そうでもないな。」と思われてしまう懸念があります。
やはりドラマや映画で毎シーン、化粧品のCM並みのメイクやライティングは不自然ですし、家にいるシーンなどはほぼスッピンに近い場合もあるでしょう。そうなるとどうしてもCMより見劣りしてしまうのは致し方ないところです。
それがCM運が強い女性タレントの、女優運が弱くなる原因なのです。
北川景子さんもドラマの出演本数が多い割にはあまり高い評価をされず、代表作となると「HERO」(主演は木村拓哉(きむらたくや)さん)か、主演作で言うと「悪夢ちゃん」や「家売るオンナ」など、少し変わったタイトルの(あまり胸を張って代表作です、とは言えない様な)コメディタッチの作品になってしまうのです。
せっかく主演映画「スマホを落としただけなのに」がヒットしてパート2が制作されたのに主役ではなくなってしまうなど、やはり女優運は決して良くない様です。
まあこの方の場合「北川景子」というブランド品の様なものになってしまっていて、少々のドラマの役どころではそのブランドイメージに追いつかない、看板が大き過ぎて安々と起用出来ない、というレベルまで達していたのかも知れません。
(かつての藤原紀香(ふじわらのりか)さんの様な。)
ただこれほど有名になるとCDデビューなど歌手業に進出していてもおかしくないのですが、一度もそれがないのは“リターンネーム”でない為、音楽性は高くない(歌はそんなに上手くない)からだと思われます。
2016年には、歌手兼タレントのDAIGOさんと結婚しました。
DAIGOさんの本名が“内藤大湖(ないとうだいご)”なので、現在の本名は内藤景子となりました。
ノーペアネームに変わりはありませんが、文字で見ると内藤景子(ないとうけいこ)と、「い」が2つ入るので“ワンモアネーム”でもあります。
表に出ない本名なので一概には言えませんが、“ワンモアネーム”は女性が結婚後も人気が持続する名前タイプでもあるのです。
結婚後も相変わらず多くのCMに出演する辺りにその片鱗が出ているのでしょう。
また、苗字の北川(きたがわ)の部分が取れて“お・か・きネーム”でなくなった為、家庭では優しいお母さんになるのではないでしょうか。
また「大きなお世話」的な話になってきたのでこの辺で終わりにしましょう。
様々な事情により延期になっていた出演映画「キネマの神様」がようやく公開されました。
(斜体文字が加筆した部分です)
今月22日には35歳の誕生日を迎えられます。(近況報告でお茶を濁す)
今後もご活躍を期待しております。
この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。