矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

浜崎あゆみさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第28回)※2020.11.28改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第28回目の今日は浜崎あゆみさんです。

本名は読みは同じで濱﨑 歩と書きます。

 

ローマ字で書くと HAMASAKI  AYUMI となり、

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「は」と、最後の文字「み」の母音が違います。

 

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

女性歌手で成功する運の強い名前は大きく2つのタイプに別れます。

1. 恋愛の歌や女性らしい歌を唄うと成功する“リターンネーム” 

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2. ロックやR&B、恋愛とは無縁の歌を唄うと成功する“なめらかネーム” 

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浜崎あゆみさんのお名前はどちらにも当てはまりません。

では何故歌手として大成功を収めたのでしょう?

 

浜崎さんは小学生の時にスカウトされ、キッズモデル(当時の芸名は浜崎くるみ)として芸能界への第一歩を踏み出しました。

15歳の頃には女優としてドラマデビューを果たし、その後もグラビアで水着姿を披露するなど、マルチタレント的な活動をしていましたが、それは他の誰でもない、彼女自身が望んでいた事なのです。

「タレントとして色んな事をやっていきたい」と。

私も偶然耳にしただけなので、どんな番組で言っていたかまでははっきりと思い出せません。特別ファンという訳でもなく“存在”を知っていた程度でしたので、軽く聞き流していたのです。後にあれ程の大きな“存在”になるとは、その頃知る由も無かったですから。

ただそういう「何でもいいから。」的なニュアンスの事を言っていたのは間違いなく覚えています。ええ、人違いでも無くその頃の浜崎あゆみさんが、です。

 

しかしそんな「不安定」だった彼女に、その後の人生を大きく変える“出逢い”が訪れます。

当時のエイベックス専務だった松浦勝人(まつうらまさと)さんとの出逢いです。

出逢いの場でカラオケを唄っていた浜崎さんの声に惚れ込み、松浦さんは歌手になる事を薦め、ボイストレーニングの為ニューヨークへ行かせたのです。

そういった経緯も後々明らかになった事ですので、ファンとはいかないまでも存在を知っていた程度の私のような者にとっては

「最近見ないけど、もう消えちゃったのかな?」と思うような、空白の時間でした。

 

そんな空白の時間が2年ほど流れた後、ふいに彼女が歌番組に登場します。

「今度エイベックスからデビューしました、浜崎あゆみです。」と、ありきたりな自己紹介をしていたと思いますが、過去のタレント活動や空白の2年間については一切触れていませんでした。それもおそらく“新人”という程でいこうとする松浦さんの指示だったのでしょう。

そして瞬く間に彼女はスターダムにのし上がります。

名前の適性には向かないジャンルでも、本人が人一倍の努力をするか、「大人の大きな力」が働いた場合は大成功を収めるケースがあります。

かつてのこの方々の様に・・・(斜体文字が加筆した部分です) 

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それから数年間の輝かしい軌跡は、私がここで語るまでも無い事でしょうから割愛させて頂きますが、私が体験した「浜崎あゆみ」はざっとこんな感じだったのです。

 

◉そこにいた“運”と爆発力

 

リターンネームでもなめらかネームでも無い浜崎あゆみさんが歌手として大ブレイクした事は、「名前の法則」の“例外”と認めざるを得ません。まあ全ての人に法則が当てはまる訳では無いですからね。

ただ負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、松浦勝人さんとの出逢いが無ければどうなっていたでしょうか。

もちろんその出逢いがあったのも、浜崎あゆみさんがそこにいたから、つまり芸能界に在籍していたからです。無名であっても活動を続けていたから出逢いを呼んだのです。

同じような境遇の方で言えば、

小室哲哉(こむろてつや)さんに見初められた、

篠原涼子(しのはらりょうこ)さんや華原朋美(かはらともみ)さんなどが思い出されますが、やはり地道にも芸能活動を続けていたからこそ小室さんの目に止まったという事は間違いありません。

そしてこのお二人はミリオンセールスを記録する程の大ヒットを飛ばすのですが、ノーペアネームはそういった「爆発力」を秘めているのかも知れません。

 

ただこればっかりは“運”による所が大きいですし、長い芸能界の歴史の中でもその“運”に恵まれた方はごく僅かですから、あまり期待しない方がいいとは思います。

 

本人の音楽活動はもはや停滞気味ですが、今年は自伝的小説「M 愛すべき人がいて」がドラマ化されて話題になるなど、まだその存在は人々の記憶に強く刻み込まれている様です。

長くは続かなかったとしても、あれほどの隆盛を極めたのにはまだ何か要因がありそうです。この方の名前についてはまだまだ研究の余地があると思うので、解明出来次第追って報告致します。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。