勝手にお名前診断 (第232回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第232回目の今日はチュートリアルのお二人です。
それぞれのお名前は徳井義実さんと福田充徳さん、お二人とも本名です。
まず徳井義実さんですが、
ローマ字で書くとTOKUI YOSHIMIとなり、
苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「よ」、
フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「み」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。
一方の福田充徳さんは、FUKUDA MITSUNORIとなります。
苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「み」、
フルネームの最初の文字「ふ」と、最後の文字「り」の母音が違います。
こちらも“ノーペアネーム”ですね。
最近まで「例の件」で扱いにくい状態が続いていたコンビなので、この「お名前診断」でも“保留”にしていたのですが、もう復活と見なして良いようなので今回取り上げさせて頂きます。
まずこのチュートリアルというコンビ名、
母音で見ると「ウ」で始まり、「ウ」で終わっているので“リターンネーム”です。
昨今のバラエティーで活躍しているコンビはほとんどがこの“リターンネーム”で、非常に重宝される上にコンビ仲も良くなるので継続期間も長くなります。
また「チュー」という音が入る名前はネプチューンやくりぃむしちゅー、チュートリアルと、「しゃべくり007」のレギュラー3組にいずれも当てはまる事からも「良い音」を持っている名前と言えるでしょう。
女性では森山中(もりさんちゅう)も「チュー」が入りますね。
京都出身の幼なじみで幼稚園から高校まで同じところに通っていた(大学を一浪して通った予備校まで同じだった)2人は、徳井さんが吉本のNSCを卒業後に一旦芸人を辞めた後、福田さんの誘いでコンビを結成して1998年に再スタートしました。
関西のお笑い賞レースなどではほとんど表彰される事もなく、徳井さんの顔だけで持っていた様な(2003〜5年の吉本男前ランキングで3年連続1位となり殿堂入り)コンビでしたが、2006年の「M−1グランプリ」で優勝して一気に全国的な知名度が上がり、人気コンビの仲間入りを果たしました。
では徳井義実さんから見ていきましょう。
“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。
その為かあれだけのイケメンでありながらドラマや映画ではこれと言った出演作もなく、俳優としては成功したとは言えません。
また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、「M−1」優勝後から個人で司会者の座につくまでにはかなり時間が掛かりました。
2012年から始まった「今夜くらべてみました」の司会を後藤輝基(ごとうてるもと)
さんとSHELLYさんの3人で担当してから司会の腕を認められ、徐々にレギュラーも増えていきます。
そうして昨年までは週に13本ものレギュラー番組を抱える程の超売れっ子になりましたが、10月に“税金未払い問題”が発覚して活動自粛を強いられ、レギュラーはゼロとなってしまいました。
最初にノーペアネームは芸能活動が安定しないと申しましたが、せっかく掴んだ地位がまさかここまで急落するとは思いませんでした。
さてもう一人の福田充徳さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。リターンネーム程のトーク力もないので、「しゃべくり007」でも1番カメラで抜かれる回数が少ない目立たない存在です。
それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て趣味であるバイクに興じるようになります。
2013年にはオートバイのレースに参戦し、なぜか優勝までしてしまいました。お笑いもそれぐらい頑張って欲しいものです。
チュートリアルのネタを作っていたのも徳井さんだったので、NON STYLEの石田明さんの様に相方が自粛中に1人で舞台に立つ事も出来ず、只々レギュラー番組をこなすのみでした。
この方に関してはこれぐらいですかね。あまり皆さんも興味無いでしょう。
私個人的にはノーペアネームの芸人はギャガータイプが多いので、持ちギャグの1つでもあればもう少し何とかなるんじゃないかと思います。
活動自粛が解けた徳井さんは先週14日放送の「今夜くらべてみました」で約1年ぶりに地上波でのレギュラー番組復帰を果たしました。「衝撃のアノ人に会ってみた!」など自粛期間中に終了した番組もありますが、徐々に他の番組にも復帰してチュートリアルも復活するのではないでしょうか。
今回の騒動(自粛から復帰まで)が相方の福田さんにあまり影響がなかった様な気もしますけど。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。