矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

《新企画》お名前じゃんけん(第1回)あややvsミキティ

《新企画》お名前じゃんけん

(第1回)あややvsミキティ

 

『何だこれ?お名前ジャンケン?』

「はい、前からどこかでやりたいなと思ってた企画なんですけど、平日はお名前診断があるからなかなか出来なくて・・・。」

『それで俺の登場する週末にやろうってのか?』

「最近クイズがネタ切れ気味だし、丁度いいかなって。」

『クイズより面白いんだろうな?』

「それはまだやってみないと分からないですけどね。」

『まぁいいや、とにかく説明してみろよ。』

 

この「お名前じゃんけん」は、ほぼ同時期に活躍した有名人をお二人(二組)ずつ紹介すると共に、「名前の法則」で見るとどちらが良い名前だったのかを検証し、勝手ながら勝敗を着けようという企画です。

『待てよ、勝敗着けるからじゃんけんて言うのは分かるんだけど、ツーペアネームとかロイヤルネームとか、トランプのポーカーから取った名前が多いんだから、「お名前ポーカー」にするべきじゃねぇのか?』

「お名前ポーカーだと、なんかしっくり来ないんですよね。やっぱりじゃんけんのほうが分かりやすいですし。まぁ細かい話は抜きにして、取り敢えず始めましょう!」

 

第1回目は松浦亜弥さんvs藤本美貴さんです。

『オォ!あややvsミキティか。』

「有作さんはどちらを選びますか?」

『そりゃもちろん、ミキティー!!だろ?』

「じゃあ私はあややでいきます。いいですね?」

『悪くないだろう!』

 

それでは対戦スタートです!

 

1回戦:芸名対決(お名前ポーカー)

 

『あっ、ここでポーカーっていうワードを使うのか?』

「そうなんですよ。まぁこれも仮名ですけどね。」

 

ここでは「名前の法則」で重要となる部位(苗字と下の名前の間の部分、フルネームの最初と最後)で同じ母音のペアが出来るか、またロイヤルネームなどの“役”がいくつ出来るかで勝負を着けたいと思います。

 『よーし!負ける気がしねぇ!』

 

では松浦亜弥さんのお名前を見てみましょう。

ローマ字で書くとMATSUURA  AYAとなります。

まず〔部位1〕苗字と下の名前の間の部分、「RA」と「A」の母音が同じなので “なめらかネーム”ですね。

また〔部位2〕フルネームの最初「MA」と最後「YA」の母音も同じなので“リターンネーム”でもあります。

更に〔部位1〕と〔部位2〕の4つのポイントが全て同じ母音ですので、“フォーカードネーム”になります。

「いきなりフォーカード出ちゃいましたよ。」

『なぁに、こっちだって負けてないさ。いくぜ!』

「おっとその前に!」

 

松浦亜弥さんは既に「お名前診断」で紹介済みなので略歴についてはこちらをご覧ください。 

blog.housoku.work

藤本美貴さんはまだですので簡単に略歴を紹介しておきましょう。

2000年にモーニング娘。のオーディションを受けるも落選、しかし松浦亜弥さんが先にソロ歌手として成功していた事を受け、2002年にソロデビューを果たしました。

紅白歌合戦にも出場するなど、およそ1年間で5枚のシングルをヒットさせた実績を買われモーニング娘。に加入、やがてリーダーに就任したものの庄司智久さんとの交際が発覚して自主的にモーニング娘。を脱退しました。

その後庄司さんと結婚して現在はママさんタレントとして活動しています。

 

ローマ字で書くとFUJIMOTO  MIKIとなります。

まず〔部位1〕苗字と下の名前の間の部分、「TO」と「MI」の母音が違います。

また〔部位2〕フルネームの最初「FU」と最後「KI」の母音も違います。

〔部位1〕と〔部位2〕で同じ母音のペアが出来ないので“ノーペアネーム”ですね。

『あれ?ノーペアネームなの?』

 

“ノーペアネーム”は歌手運が弱く、芸能活動も不安定になりがちです。先程紹介した略歴を見てもかなり不安定ですね。リーダー向きのロイヤルネームでもないのでリーダーに就任した途端に脱退、就任期間も歴代リーダーの中で最短です。

 

よって1回戦はフォーカードvsノーペアという事で、松浦亜弥さんの圧勝です!

 

『まだまだ勝負はこれからだろ。』

「では続いて2回戦にいきましょう。」

 

2回戦:愛称対決

 

ここはファンの間で浸透していた愛称があった場合に限りますが、母音で見て呼びやすい愛称だったかどうかで判断をしたいと思います。

先ほどから何度も出ている通り

松浦亜弥さんの愛称は“あやや”で、

藤本美貴さんの愛称は“ミキティ”でしたね。

 

あやや”は「ア」、“ミキティ”は「イ」とどちらも同じ母音が続くので言いやすく、これは互角と言えるでしょう。

ミキティー!!のほうが言いやすいだろ?』

「それはあの人がよく言ってるんでそう感じるだけです。」

 

よって2回戦:愛称対決は引き分けとします。

 

『よーし、じゃあ3回戦だ!』

「3回戦は・・・。」

 

3回戦:配偶者(夫婦)対決

 

『配偶者対決?』

「要は結婚相手の名前も見てどちらが良い名前か、また女性の場合結婚して苗字が変わった事によってどう変わったかも比較していきます。」

 

まず松浦亜弥さんは2013年にw-inds橘慶太(たちばなけいた)さんと結婚しました。

橘慶太(たちばなけいた)さんは〔部位2〕が同じ母音なのでリターンネームですね。男性でもアイドル性が高くなるリターンネームらしく、アイドル的なルックスで人気を呼びました。

松浦亜弥さんは結婚して苗字が橘(たちばな)になりましたが、フォーカードネームは変わらずですね。なお結婚後は芸能活動を休止しています。

 

藤本美貴さんはお笑いコンビ品川庄司庄司智久さんと2009年に結婚しました。

庄司智久(しょうじともひさ)さんはやはりノーペアネームです。

『その“やはり”ってどういう意味?』

「いや深い意味は無いです・・・。」

 

藤本美貴さんは結婚して苗字が庄司になった事で庄司美貴となめらかネームになりました。

結婚後にタレントとして活動を再開してからのほうが活躍されている様に思えるのは名前の格が上がったからでしょうか。

『で、どっちの勝ちなんだ?』

「リターンネームの橘慶太さんとノーペアネームの庄司智久さんで、橘慶太さんの勝ちです。」

『えーっ!?』

「・・・と言いたいところですが、知名度と露出の多さ(2つの意味で)、さらに藤本美貴さんのママタレとしての活動を考慮すると、庄司さん夫妻の勝ちですかね。」

『やったーっ!これで1勝1敗1分けの五分だな。』

「それでは最後の対決と参りましょう。最後は・・・」

 

4回戦:オプション対決

 

『オプション対決って何だ?』

「部位1と2以外に良いポイントがあるか、更に実際の芸能活動の内容なども加味しながら決着を着けたいと思います。」

 

まず松浦亜弥さんですが、

なめらかネームはフルネームで呼ぶ時に言いやすいので、人気が出やすい名前です。

また下の名前が“あや”ですので、苗字の“まつうら”を伸ばすとそのまま続けて言えるので特に言いやすく、語感的には“まつうらーや”と言ってる様な感じになります。これはもうなめらかネームの中でも特上のなめらかさです。

更に名前に「まつ」が付くのですが、日本では古来、物の価値を松・竹・梅の3段階で評価していました。これは英語で言うGood・Better・Bestと同じで、その中で松はBest、最上級の物を表す言葉だったのです。

その影響か日本人は「松」という文字を見たり、「まつ」という音を聞いたりすると潜在的に高級感を感じてしまうようで、名前に松が付く有名人を集めてみると、単なる人気とか憧れという次元を超え「崇拝」されているといった感すらある、いわばカリスマ的存在の方々が多いのです。

特上のなめらかネームにリターンネームがプラスされ、その上“松”のトッピングも載っているゴージャスな名前だからこそ、ソロでもモーニング娘。と渡り合えるアイドルになれたのでしょう。

『めっちゃ言うじゃん・・・。』

「さぁ、あなたの番です。どうぞ!」

 

藤本美貴は名前に「ふじ」という音が入っているので、昔から初夢に見ると演技が良いとされている「一鷹二富士三茄子」の一つでもある事から芸能人でも「ふじ」が付く名前は多い。

『えーと、あとは・・・』

「出ないならこっちからもう一手、行きますよ。」

 

松浦亜弥さんは“リターンネーム”の「ヒット曲に恵まれる」という特性を活かしています。

「LOVE涙色」「♡桃色片想い♡」「Yeah!めっちゃホリディ」「ね〜え?」など、有名なヒット曲がいくつもあるんです。

『🎵迷うな〜、タクシーなの?急行なの?どっちが先なの〜?』

「そりゃ急行のほうが速いでしょ?」

『近場ならタクシーのほうが早いだろ!」

「そんな事より、藤本美貴さんは有名なヒット曲、ありますか?」

『あれだよ、あれ!・・・アレ?出てこない・・・。』

 

そうなんです、松浦亜弥さんと藤本美貴さんはどちらもグループアイドル主流の時代になってからソロで活躍した稀少なアイドルですが、最大の違いは誰もが知っている様なヒット曲があるかないかという所なんです。

そこにリターンネームとノーペアネームの違い、つまり名前の違いが出たという事なんですよ!

よってあややvsミキティハロプロソロアイドル対決は、あややこと松浦亜弥さんの勝利となりました!

『お前、ひょっとして俺がミキティ選ぶ事、最初から分かってたんじゃねぇか?』

「はい、多分有作さんの事だからミキティー!って言いたいあまりミキティ選ぶんじゃないかって思ってました。」

『チクショー、まんまとハメられたって訳か?』

「いや嵌めたつもりは無いですけどね。」

悔しいです!

「あ、それも言うと思ってました。」

『くっそ〜、マッ!マッ!マンモスにとどめ刺す奴〜。』

「いやそれは文字だけじゃ伝わらないです・・・。」

 

とまぁこんな感じで「お名前じゃんけん」今後も思い立った時にやっていきたいと思います。あとクイズのネタに困った時にも・・・。

『ハイこんにちは!』

「それは“物凄い早口だけど確実に聞き取れるオール巨人師匠のこんにちは”でしょ?それも文字だけじゃ伝わらないし、読み手にテクニックが要る様なネタは止めて下さい!」

『だからプラスマイナスはイマイチメジャーになれないのか?』

「何の話ですか!?」

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 

『🎵イエ〜ッ!めっちゃホリデイ〜!』

「それははるな愛さんの“エアあやや”でしょ!それも文字だけじゃ伝わらない!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。