矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

お名前じゃんけん (第3回)シャ乱Q vsウルフルズ

◎お名前じゃんけん

(第3回)シャ乱Q vsウルフルズ

 

『あれ?雑談は?』

「一応、前から言いたかった事は大体言えたんで、今日はお名前じゃんけんでいこうかと・・・。」

『結局俺の言いたい事が言えなかったじゃないか!』

「あなたは普段から言いたい事言ってるじゃないですか。」

『🎵言いたい事も言えないこんな世の中じゃ〜、ポイズン〜、』

「それが唄いたかったんでしょ?」

 

この「お名前じゃんけん」は、ほぼ同時期に活躍した有名人をお二人(二組)ずつ紹介すると共に、「名前の法則」で見るとどちらが良い名前だったのかを検証し、勝手ながら勝敗を着けようという企画です。

 

第3回目はシャ乱Q vsウルフルズです。

『オォ!バンド対決か。』

「90年代に大活躍し、どちらも関西出身という事もあってよくライバルと言われていた2組です。有作さんはどっちにしますか?」

『そりゃもちろん、シャ乱Qだろ?』

「じゃあ私はウルフルズでいきます。いいですね?」

『悪くないだろう!』

 

それでは対戦スタートです!

 

1回戦:バンド名対決

 

今回はまずバンド名なので最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”になるかどうかですね。

 

シャ乱Qは最初が「シャ」なので母音が「ア」、

     最後が「Q」なので母音が「ウ」になります。

最初と最後の母音が違うので“ノーリターンネーム”です。

ウルフルズは最初が「ウ」なので母音が「ウ」、

      最後が「ズ」なので母音が「ウ」になります。

最初と最後の母音が同じなので“リターンネーム”です。

 

よってバンド名対決はウルフルズの勝利となりました!

 『何だこの戦ってもないのに負けたような感じは?』

 

ちなみにシャ乱Qという名前は結成前にメンバーが所属していた

シャッターズ、RAM(乱)、QP(キューピー)という3組のバンドの頭文字を取って名付けられました。

ウルフルズは既に「お名前診断」で紹介済みなので詳しくはこちらをご覧ください。

blog.housoku.work

『そんな事より次の対決だ!』

 

2回戦:ボーカリスト対決(お名前ポーカー)

 

ここでは「名前の法則」で重要となる部位(苗字と下の名前の間の部分、フルネームの最初と最後)で同じ母音のペアが出来るか、またロイヤルネームなどの“役”がいくつ出来るかで勝負を着けたいと思います。

 

まず芸名で見てみましょう。

シャ乱Qのボーカルはつんく♂さんです。

つんくの“♂”は何て読むんだ?』

「あれは記号なんで発音しないんです。」

つのだ☆ひろの“☆”と一緒だな?』

「まぁ、そうですね。」

『🎵メリージェーン、おまんま〜、』

「おまんま〜じゃなくてon my mindです。バンド対決なんで関係ない人の歌ばっかり唄わないでもらえますか?」

ウルフルズのボーカルはトータス松本(まつもと)さんです。

どちらも最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”なので引き分けですね。

「芸名で決着がつかないなら本名で決着をつけましょう。」

 

3回戦:本名対決

 

つんく♂さんの本名は寺田光男(てらだみつお)といいます。

ローマ字で書くとTERADA  MITSUOとなり、

まず〔部位1〕苗字と下の名前の間の部分、「DA」と「MI」の母音が違います。

また〔部位2〕フルネームの最初「TE」と最後「O」の母音も違います。

〔部位1〕と〔部位2〕で同じ母音のペアが出来ないので“ノーペアネーム”ですね。

 

トータス松本さんの本名は松本敦(あつし)といいます。

ローマ字で書くとMATSUMOTO ATSUSHIとなり、

まず〔部位1〕苗字と下の名前の間の部分、「TO」と「A」の母音が違います。

また〔部位2〕フルネームの最初「MA」と最後「SHI」の母音も違います。

〔部位1〕と〔部位2〕で同じ母音のペアが出来ないので“ノーペアネーム”ですね。

『くっそー、また引き分けかー。』

「でも・・・。」

『ん?』

つんく♂さんのほうは全体を見るとA、I、U、E、O、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

このロイヤルネームの方がグループ内にいた場合は目立つ存在になるか、グループから独立して芸能界に生き残る傾向があります。

つんく♂さんはモーニング娘。のプロデューサーとしてほぼ全ての作詞・作曲を担当し、数々のヒット曲を生み出しました。

トータス松本さんの本名も「つ」という文字が2つ入る “ワンモアネーム”ですが、ロイヤルネームとワンモアネームではロイヤルネームのほうが役が上という事で、

本名対決はつんく♂さんの勝利です!

『やったー!これで1勝1敗1分けの五分だな。』

「それでは最後の対決と参りましょう。最後は・・・」

 

4回戦:キャリア対決

 

『キャリア対決?』

「要はどちらが長く活動を続けているか、で決着を着けたいと思います。」

『そんなの聞いてないよ〜!』

 

シャ乱Qは1992年にメジャーデビューし、95年に「ズルい女」のヒットでブレイクして一時代を築きましたが、98年にメンバーが不祥事を起こして脱退してからはメディア出演が激減しました。

その後活動休止と再開を繰り返したものの、2014年につんく♂さんが喉頭がんを患って声帯を摘出した事でシャ乱Qの復活は不可能となりました。

 

ウルフルズもメジャーデビューは1992年でした。シャ乱Qに遅れること約1年、96年に「ガッツだぜ!!」のヒットで人気グループの仲間入りを果たし、2009年〜14年までの5年間ほど活動休止期間はあったものの、現在も活動を続けています。

 

シャ乱Qは一時的に華々しい活躍をしましたが長くは続かず、結局長い目で見るとリターンネームのウルフルズのほうが息の長いバンドになったと言えます。

この記事の中でも説明している通り、ノーリターンネームのグループはテレビに出ても長続きしないのですね。 

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という訳で、シャ乱Q vsウルフルズのバンド対決は

ウルフルズの勝利となりました!

『くっそー、また負けたかー!」

「ボーカリストのソロ活動ではつんく♂さんの勝ちでしょうけど、あくまでシャ乱Q vsウルフルズの対決ですからね。」

 

とまぁこんな感じで「お名前じゃんけん」今後も思い立った時にやっていきたいと思います。

 

『明日こそ俺の言いたい事言わせてもらうぞ!』

「何か嫌な予感がするなぁ。」

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

『🎵言いたい事言うぜ!やりたい事やるぜ!』

安岡力也(やすおかりきや)さんの「ホタテのロックンロール」!最後まで関係ない人の歌だった・・・。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。