「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
「さて、昨日の続きですね。」
『ヤだなー、こわいなー。』
「まだその感じでいきます?」
『いやねー、この喋り方抜けなくなっちゃいましてねー。今回もこの感じでやらせてもらっていいですかねー。』
「いいですよ。どうせ駄目だって言ってもやるでしょうし。」
『それじゃー、昨日の続き、話させてもらいますー。』
怪談「恐怖のお・か・き」後編
昨日は、コンビニの雑誌コーナーで「自殺した有名人」という文字を見つけて、その雑誌を手に取った所まででしたねー。
そこに載っていた人物の名前なんですがねー、
その前に、「先駆者論」についてお話しさせてもらわなければいけません。
このブログでも今まで何度かご説明してきたんですがー、芸能界のジャンルにはそれぞれ先駆者と思しき方がいらっしゃいましてー、
例えば女性歌手なら美空(みそら)ひばりさん、
最初と最後の文字の母音が同じ「イ」なので“リターンネーム”ですねー。
成功した女性歌手にリターンネームの方が多いのは、その先駆者である美空ひばりさんの影響が大きかったんじゃないか?
最初と最後の母音が同じ、なんて感覚的には気づきにくいものですが、世間の人々の潜在意識の中で「女性歌手はこういう名前が良い」という基準の様な物が生まれたのではないか?というのが「先駆者論」なんですねー。
もっと分かりやすい話で言いますとー、昭和29年に「ゴジラ」という怪獣が出て来ましてねー。
「なんで怪獣の話するんですか?」
これが大当たりしたもんだから、その後登場する怪獣も
モスラ、キングギドラ、ガメラと、最後に“ラ”が付くだけで「なんか怪獣っぽい名前だなー」ってなっちゃったんですよー。
「先駆者論ってそういうもんじゃないんですけど・・・まぁいいか。」
そうなると、自殺した人にも先駆者っていたのかなぁってなりますよねー。
それもただ自殺しただけではなく、世間に衝撃を与えるほど有名な方でないといけません。
かと言って、戦国時代や戦時中の様に、命がけの戦いの中で散っていった場合は、現代における自殺とは明らかに意味が違いますねー。
自軍や自国の為でなく、誰に命を狙われた訳でもなく、自ら死を選んだ有名人、という事になりますー。
では自殺した事で世間に衝撃を与えた先駆者とはどんな人だったんでしょうかー。
そこでー雑誌の記事の話に戻るんですがー、「自殺した有名人」として紹介されていた人達の中には芸能人ばかりでなく、昭和の文豪と呼ばれた方々の名前まで記されていたんですー。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
「いや今日はクイズやらなくていいです!怪談の途中でしょ?」
『あーそうでしたー、名前3つ並べるといつものくせでつい・・・時を戻しましょう。』
私は驚きましたー。三島由紀夫が最後に自害した事は知っていましたが、あとの2人の最後が自殺だった事はその時初めて知ったんですー。そしてその瞬間、「お・か・き」の3文字の謎が解けた様な気がしましたー。
太宰治(だざいおさむ)・・・・・「お」が入っています、
川端康成(かわばたやすなり)・・「か」が入っています、
三島由紀夫(みしまゆきお)・・・「き」と「お」も入っています、
この3人の文豪の死は、当時の日本に大きな衝撃を与えた筈ですー。そしてその3人の名前に「お・か・き」が入っていたんですねー。
それが、たとえ自殺という絶望的な行為であっても、その道の第一人者が与える影響力は大きく、名前に同じ音を持つ人の心理に作用してしまったんじゃないでしょうかー。
文豪以外で言えば、前回の東京オリンピック(1964年)のマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉(つぶらやこうきち)さんが、その僅か4年後に27歳という若さで自殺を遂げていたんですー。これも当時の日本には衝撃的な出来事だったでしょう。
そしてこの方も名前に「き」が入ってるんですねー。
自殺をした事で世間に衝撃を与えた先駆者と言える方々の名前に「お・か・き」のどれかが入っていたんで、芸能人もそれに影響を受けて、追い込まれると無意識の内に「死」を選んでしまう方が増えてしまったんじゃないでしょうかー。
最近の方は文豪の死因は知らなくても、岡田有希子さんや沖田浩之さんが自殺した事は知っていたでしょうから、その影響が伝染していったのかも知れませんねー。
『ヤだなー、こわいなー。』って思いながら、あたしはふと、ある事を思い出しましてねー。
あたしは以前に、こんな記事を書いていたんですー。
これまでに覚醒剤を使用して捕まった経歴のある有名人は、名前に「か」や「き」が付く人が多いって話なんですが、覚醒剤も自分の身を滅ぼす危険なクスリですよねー。
「か」や「き」が付く人は自殺したり覚醒剤使ったりと、自分を大事にしない人が多いんでしょうかねー。せっかく芸能界で成功したのに勿体ないなー。
この様に人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているんですねー。
「ん?それ、私の締めの台詞の一部じゃないですか!?」
『かぶっちゃったなー。ヤだなー、こわいなー。』
「こわいのはこっちですよ、もう終わりでいいんですね?」
『いかがでしたか皆さん、涼しくなりましたか?』
「なんで最後は“ひょうきん族”風になるのかなぁ。」
えーこれまで芸能界でたまたまそういう人が多かっただけとは言え、名前に「お・か・き」の3文字が入る方はお気を悪くされたかも知れませんね。
私が思うに、この3文字が入る方というのは自分に厳しく、自分を追い込みやすい方ではないかと思うのです。
自分自身に対して厳しいあまり、自分を追い込んでしまう。それが限度を超えた場合、自殺という手段に行き着いてしまうのではないかというのが私の見解です。
だからこそ知っておいて欲しかったのです。名前にこの3文字が入る方は、自分を追い込んでしまいやすいという事を。
もし知らないまま過ごしていたら、何かに失望したり挫折した時、止め処なく自分を追い込んでしまうかも知れません。でも「自分は追い込んでしまいやすいタイプだ」と判っていれば、これ以上追い詰めてはいけないと、死を選ぶ直前で踏みとどまれるのではないかと思うのです。
自分に厳しい事は悪い事ではありません。むしろ良い事の方が多い筈です。現にどんな世界でも、プロと呼ばれる方、一流と呼ばれる方はそういう方ばかりです。
「お・か・き」の3文字が入る方は、その厳しさを正しい方向に向け、自分の武器にして欲しいのです。決して追い込み方を間違えないで欲しい。もし自殺なんて言葉が頭をよぎった時は、「自分は追い込みやすいタイプだから気を付けよう。」と踏みとどまって欲しいのです。
1人に1つしかない命、くれぐれも大切にして下さいね。
あと、もしこれを読んでいる方で芸能界に入って芸名を名乗りたいという方がいらっしゃいましたら、「お・か・き」の3文字が入る名前はお勧め出来ません。
なるべく避けたほうが良いと思います。
まぁ、「こんなブログに書いてる事、信じられないよ。」って、気にしないのが1番良いかも知れませんけどね。
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じタイプの方にこれだけの共通点が見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
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ではまた次回をお楽しみにー。
『そう言えば氷川きよしも「か」と「き」が・・・』
「やめなさい!氷川きよしさん、気にしないでください。」