矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

くりぃむしちゅー(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第119回)※2021.4.12改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第119回目の今日はくりぃむしちゅーのお二人です。

 

それぞれのお名前は上田晋也さんと有田哲平さん、

お二人とも本名です。

 

まず上田晋也さんですが、

ローマ字で書くとUEDA SHINYAとなり、

苗字(姓)の最後の文字「だ」と、下の名前(名)の最初の文字「し」、

フルネームの最初の文字「う」と、最後の文字「や」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

一方の有田哲平さんは、ARITA TEPPEIとなり、

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「て」、

フルネームの最初の文字「あ」と、最後の文字「い」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。 

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海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)というコンビ名で活動していた頃はなかなか日の目を見る事が出来ませんでしたが、番組の企画でくりぃむしちゅーに改名して“リターンネーム”になると冠番組を何本も抱える売れっ子になりました。

“リターンネーム”は昨今のバラエティー界を支えているコンビに多く見られる名前なのです。

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同様にさまぁ〜ずバカルディから改名しましたが、改名前と後どちらもリターンネームではありません。さまぁ〜ずも売れっ子になったものの、ややテレビ東京よりの深夜帯よりの、やや他の出演者が少ない系の番組が多く、くりぃむしちゅーのほうが日本テレビテレビ朝日のゴールデンタイムで、ゲストも今話題の人が多く出演する華やかな番組が多いですね。

改名効果で人気者になった2組ですが、偶然にもリターンネームになったくりいむしちゅーのほうがより大きく飛躍したと言えます。

 

同じ高校の同級生として友達になった2人は、それぞれが進学した大学を中退してお笑いの世界に飛び込みます。コント山口君と武田君に弟子入りし、最初は『島原火砕流土石流』というコンビ名を付けてもらったのですが、流石にテレビに出られないという事で海砂利水魚になったそうです。まぁ漢字だけの名前にしたかったのでしょうが、それにしてもセンスが・・・。

海砂利水魚時代は「ボキャブラ天国」に出演し、ボキャ天ブームに乗っかった感はありましたが、他にもそういうコンビはたくさんいましたからねぇ。

やはりくりぃむしちゅーに改名した事が大きかったでしょう。ちなみにくりぃむしちゅーは有田さんの好物で、上田さんはこの名前が気に入らなかったようです。

 

では上田晋也さんから見ていきましょう。

改名に続いてコンビ浮上のきっかけとなったのが、上田さんの豊富な雑学知識でした。学校で習うような知識ではなく雑学なので、おそらく芸人になってから吸収したものでしょう。

広くて深い知識ゆえ「うんちく王」とまで呼ばれるようになるのですが、そこまでには相当な努力があった筈です。

努力で司会者の地位まで登りつめたと言えば、つい島田紳助(しまだしんすけ)さんを思い出してしまいます。紳助さんも学生時代はヤンチャでほとんど勉強などしていなかったはずなのに、努力で知識を得て政治関連の番組まで担当していましたから。

お二人の名前をひらがなにするとよく分かるのですが、

しまだしんすけ、うえだしんや、と3文字も奇妙な符合が見られます。

そしてお二人ともノーペアネームなので、名前の運よりも努力で地位を勝ち取るタイプなのでしょう。お笑いの本筋からはズレている所もノーペアネームらしいと言えます。

 

上田さんの司会者としての技術は相当高いのですが、くりいむしちゅーというコンビ名の良さが先に立ってしまうためにコンビから抜けきれない感があります。

実際「しゃべくり007」や「ミラクル9」のようにコンビで出演している番組で上田さんがMCを務めるケースが多く、「おしゃれイズム」では藤木直人(ふじきなおひと)さん、森泉(もりいずみ)さんとの共同司会、『Going!Sports&News』でも土曜日は川口春奈(かわぐちはるな)さん、日曜日は亀梨和也(かめなしかずや)さんとの共同司会といった具合に、上田さんが単独でMCを務める番組は意外に少ないのが現状です。やはりノーペアネーム、司会者運は決して良くない名前なのですね。

 

余談ですが母音ではなく文字で見ると(うえしんや)と、「うえ」という音が入る“うえうえネーム”でもあります。(斜体文字が加筆した部分です)

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このタイプは何故かグループ出身の方が多く、最初からソロ(個人)で活動される方が少ないのです。上田さんが共同司会の形が多いのも、使う側(テレビ局のプロデューサーなど)が「最初から1人で司会を任せるのは不安だ」と感じてしまうからでしょうか。

 

一方の有田哲平さんですが、同じくノーペアネームなので司会者運は良くありません。

コンビで出演する番組ではパネラー(又はガヤ)席に座りボケを担当しています。多趣味で特にプロレス好きの為、プロレスラーのモノマネを得意としていますが、少々マニアックになり過ぎる傾向があります。まぁ同じくプロレスに詳しい上田さんの前だからツッコんで貰える安心感があるのでしょう。努力で知識を得た上田さんに対し、趣味や遊びで知識を得たタイプと言えます。

1番間近で上田さんの司会ぶりを見てきたせいで技術を吸収したのか、最近は単独の司会や冠番組を持つようになりました。とは言えまだまだ30分枠や深夜番組が多いようで、堂々と司会してますと言える番組は少ないかも知れません。もう1度言いますがノーペアネーム、司会者運は決して良くない名前なのです。

 

テレビで見ない日はない程大活躍を続けているコンビですが、2人ともなめらかネームではないのでドラマでお見かけする事はほとんどありません。(上田さんはたまに出たと思ったら天才バカボンのパパ役、有田さんは連ドラ初主演と思ったら深夜の30分ドラマ)

どちらかが前に出過ぎて格差が付く事もなさそうですし、これからもコンビでの仕事は継続していくでしょう。

でも、もし海砂利水魚のままだったらと考えると、これほど改名して良かったと思えるコンビも珍しいですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。