矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

奥田民生さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第113回)※2021.4.6改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第113回目の今日は奥田民生さんです。

 

ローマ字で書くとOKUDA TAMIOとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「オ」ある事もよくわかります。

この様なお名前を最初の文字に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前をトランプ(ポーカー)の役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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更に、母音ではなく文字で見ると(おくだたみお)となり、1文字目に濁点は付くものの、苗字から下の名前にかけて同じ「た」という文字が続いています。

こういう同じ文字が続くタイプの名前を“連チャンネーム”と呼びます。

文字が続くので呼びやすい、覚えてもらいやすいという特徴があります。

同じ文字が続く“連チャンネーム”は“ワンモアネーム”でもあります。

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“ワンモアネーム”はグループで成功してソロでも成功する方に多い名前ですが、よく見ると(くだたみ)と、「お」も2文字入っていますね。つまり“ワンモアネーム”×2の“ツーモアネーム”という事になります。これを覚えておいてください。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

まず“なめらかネーム”は歌手運の強い名前です。男性の場合特に演歌やロックなどの男らしい歌を唄うのに適しています。

奥田民生さんは1987年にUNICORN(ユニコーン)というバンドのボーカルとしてデビューします。「大迷惑」「働く男」など、ロックとしては決して格好良くない現実的な歌詞で若い世代の共感を得ました。

ただ、ユニコーンという名前がリターンネームではなかったせいか、6年程度でバンドは解散してしまいます。

 

◉プロデューサー運

 

ユニコーンの解散後、奥田民生さんはソロで活動を始める一方で、90年代に小室哲哉(こむろてつや)さんや小林武史(こばやしたけし)さんがプロデューサー業で成功していたのを見て、自分もやってみたいと興味を持ち始めます。そして舞い込んだ仕事が新しい女性デュオをプロデュースするというものでした。

はっきり言ってこの仕事に関われたのはプロデューサーとしての運が良かったという事でしょう。共同作業の相手(作詞担当)が井上陽水(いのうえようすい)さんだったんですから。

万が一コケても井上陽水さんのせいに出来る、と思ったかどうかは別にして、奥田民生さんにとっては良い意味で肩の力が抜けた楽な気分で取り組めたのではないでしょうか。

その気楽さが良い方向に作用したのか、PUFFYはデビューから大ブレイクします。

それ以前に一世を風靡した女性デュオ(ピンクレディーWinkなど)には無かったゆるさ(良く言えば脱力感)と意味不明な歌詞(良く言えば陽水ワールド)が受けてアジアの純真は大ヒットしました。

“リターンネーム”は「一歩下がると成功する」プロデューサー運の強い名前でもあり、井上陽水さんもリターンネームなので相乗効果が上がったと言えるでしょう。

当時PUFFYの2人が歌番組でのインタビューで

「(奥田民生さんから)お前らは鵜飼いの鵜だ。(収益は)飲み込まずに出せ!」と言われている旨をよく訴えていました。今ならパワハラ発言として非難殺到するところですが、何となく世間も誰の力が大きいかを分かっていたのでしょう。

 

自身では自ら作詞・作曲した「愛のために」「イージュー☆ライダー」「さすらい」などのヒットによって、ソロ歌手としての地位を築いていきます。ここでワンモアネームの一つ目の力が働いた訳です。

ロックバンドのボーカリスト、プロデューサー、シンガーソングライターとして成功を収めたのですから、さすがツーペアネームという感じですね。

 

 ユニコーンは2009年に再結成し、現在も存続しています。

民生さん曰く「もはや解散なんてことはないと思う。やったりやらなかったりしていいわけだから」という考えで「誰かが『やってくれ』といったらやる」と、受注生産的なスタイルで気楽に続けていくそうです。ソロでも成功しているのでそれで充分でしょうね。

 

成功したバンドが解散した後にソロでも成功し、そのバンドが再結成したから“ツーモア”なのか?いや違います。奥田民生さんはユニコーンの活動を続ける一方で、2018年からカーリングシトーンズのメンバーとしても活動しているのです。

川谷絵音(かわたにえのん)さんの様に若いならまだしも、50過ぎてからバンドの二股をかけ、いや掛け持ちするなんて正に“ツーモア”でしょう。

どこまでも名前の特性を活かしきっている方と言えます。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。