勝手にお名前診断 (第156回)※2020年6月14日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第156回目の今日は今田耕司さんです。
このお名前は本名です。
ローマ字で書くとIMADA KOJI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。
実家がお寺で父が住職という厳粛な環境に育ちながら、勉強嫌いだった今田耕司さんは高校時代に学校から脱走して中途退学となり、夜間の定時制高校に編入します。
卒業後、当時まだ入学料が5万円程度だったNSC(吉本総合芸能学院)に入学しました。
そこで同期の蔵野孝洋(くらのたかひろ)(後の130R・ほんこん)さんと、ダブルホルモンズというコンビを組みましたが、わずか1年程度で解散し、ピン芸人としての活動を始めます。
丁度その頃NSC1期生のダウンタウンが大阪で大人気となっていて、今田さんも番組に出演させてもらう事で知名度を上げていきました。
そしてダウンタウンがいよいよ東京へ進出となった時、コント番組「ごっつええ感じ」のレギュラーとして一緒に呼ばれたのです。
その後を追うように東野幸治(ひがしのこうじ)さんも東京へ進出し、同じ“こうじ”であった事からWコウジとして括られ、一緒に仕事をする機会が多くなりますが正式なコンビではありません。今田さんはあくまでもピン芸人なのです。
東京でタレントとして様々な番組に出演して実力をつけ、40代になった頃から全国ネットのゴールデンタイムの番組で司会を任されるようになりました。
◉リターンネームの司会者運
今や特番なども含め、数多くのレギュラー番組で司会を担当している今田さんですが、皆さんはこの方の司会ぶりを見て、何か気付く事はありませんか?
「ものまね紅白歌合戦」や、かつての「やりすぎコージー」や「本能Z」などでは東野幸治さんが隣にいましたし、
「M-1グランプリ」では上戸彩(うえとあや)さんが隣にいます。
また島田紳助(しまだしんすけ)さんから引き継いだ番組なので当然ですが、
「TBSオールスター感謝祭」では島崎和歌子(しまざきわかこ)さん、
「なんでも鑑定団」では福澤朗(ふくざわあきら)さんが隣にいます。
更に「アナザースカイⅡ」では広瀬(ひろせ)アリスさんがいますし、
一番不可解だったのは「レッドカーペット」で、フジテレビの女子アナウンサーもいるのになぜか高橋克実(たかはしかつみ)さんもいました。
このように、常に局アナ(アシスタント)以外のタレントさんが隣にいる共同司会のパターンが非常に多いのです。
(短期間で終了しましたが、日曜夜10時にTBS系で放送されていたお笑いネタ番組では斎藤工(さいとうたくみ)さん、伊東四朗(いとうしろう)さんとの3人による共同司会でした。)
実はリターンネームは司会者運がやや弱く、単独で司会を任される事が少ないのです。
そしてこれはあくまでも素人の単純計算ですが、1人での司会ならギャラは当然100%もらえます。でも2人での司会なら半分の50%ずつになると考えると、口数の割には損をしている様な気がします。
思えば僅かながらの歌手活動においても、ソロ(KOJI1200名義)で発表した曲よりもユニット(WEST END×YUKI)で発表した曲のほうがヒットしたという過去があり、1人だと頼りないというか、物足りないと思われてしまう性質なのかも知れません。
ビートたけしさんや石橋貴明(いしばしたかあき)さんなどの様に、元々リターンネームはきっちりとした司会よりも、ボケたり騒いだりしているほうが好きな方が多いので、今田さんも「お笑い向上委員会」でひな壇にまわった時のほうがイキイキしている様に思えます。
また俳優運も弱い名前なのでドラマなどの出演は極めて少なく、主演もほとんどありません。やっと高視聴率の「下町ロケット」に出演して演技力を認めてもらえたかと思ったら、続編では1話のみの特別出演でした。
仕事では常に隣に誰かがいるのに、プライベートではいまだ(今田)独身です。同じ独身芸人の仲間と「アローン会」を結成して親睦を深め傷を舐め合っています。
最近ではステイホーム期間が長引いたせいかYou Tubeチャンネルを開設しました。
実はYou Tubeを始める芸人(けっこうベテラン、けっこう大物)もリターンネームの方が多いのです。
リターンネームは喋るのが好きな方が多い様で、テレビで散々喋っていてもまだ喋り足りないんでしょうかね。(斜体文字が加筆した部分です)
もう55歳、大物なんだしそろそろ落ち着いたほうがいいんじゃないかと思うんですけどねぇ。
あっ、You Tubeチャンネルでも同居人(?)のPepper君が隣にいます。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。