勝手にお名前診断 (第151回)※2020年6月7日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第151回目の今日は柴田恭兵さんです。
このお名前は本名です。
ローマ字で書くとSHIBATA KYOHEI となり、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
柴田恭兵さんは大学を卒業後、サラリーマン経験を経て東京キッドブラザーズという劇団に所属して俳優活動を始めました。
小劇場での公演を中心としていた劇団で、念のため誤解の無い様に言っておきますが、東京乾電池とか東京ヴォードヴィルショーの様な、いわゆる笑えるお芝居とは違い、それはそれはシリアスな「和製ロックミュージカル」を掲げた劇団でした。
そこで松田優作(まつだゆうさく)さんの作品を多く手掛けていた映画監督の村川透(むらかわとおる)さんに演技を認められ、1977年に、「大都会 PARTII」でテレビ初出演を果たします。
その後「大追跡」「俺たちは天使だ!」「赤い嵐」などのドラマに出演して人気を集めると、
すっかりテレビ・映画俳優へとシフトしていったのです。
リターンネームは基本前に出たがらないシャイな方が多く、柴田恭兵さんもドラマ以外ではほとんどテレビに出演しません。もし俳優の仕事が少なくなった場合は(石原良純さんの様に)バラエティーに進出していたかも知れませんが、柴田恭兵さんは売れっ子俳優だったのでその必要もなかったのです。
数多くのドラマ・映画に出演してきた柴田恭兵さんですが、やはり代表作となると「あぶない刑事」になるのでしょう。
舘(たち)ひろしさんとの豪華共演による作品は劇場版まで展開され、足掛け30年に及ぶ人気シリーズとなりました。
挿入歌の「ランニング・ショット(RUNNING SHOT)」もヒットしましたね。
ここで私が気になるのが、舘ひろしさんとのW主演という点です。
舘ひろしさんは“なめらかネーム”なので、なめらかネームとリターンネームのコンビという事になるのですが、このケースは他の例を見ても相性が良いと思えるコンビが多いのです。
又は所ジョージさん、
など仕事上のコンビから
同じ仕事をしているライバル関係でもありながら、どちらかが前に出てどちらかが一歩引くといった具合に、上手く関係を保っていると見られるのです。
特に仕事上のコンビは名コンビと呼ばれ、2人並んだ時の絵面も良くなる気がします。
舘ひろしさんと柴田恭兵さんも並ぶと絵になりますし、番組の人気が高くなる効果もある様ですね。
この記事の中でもリターンネームのお笑いタレントが司会をする時は共同司会になるケースが多いとお伝えしましたが、その効果も多少あったでしょう。
1人でも充分務まるのに、何故か共演者が横にいる。(テレビ関係者が共演者をつけたがる)それがリターンネームの醸し出す雰囲気なのかも知れません。
他にも「はみだし刑事情熱系」などシリーズ化された人気ドラマがあり、69歳を迎えた今も現役で“二枚目”俳優を続けています。普通なら太ったり頭が薄くなったりして劣化してもおかしくない年齢ですが、まだその傾向は見られません。
それでもドラマ以外ではテレビにほとんど出ない、奥ゆかしいシャイな方なのですね。
さすがにここ数年はテレビや映画でお見掛けする機会が少なくなりました。まぁ69歳を迎えた方に「最近見なくなった」というのは酷な話でしょう。サラリーマンならとっくに定年を迎えて、隠居していてもおかしくない年齢ですから。舘ひろしさんが身体が丈夫になるなめらかネームのせいか、2つ年上の71歳なのに元気過ぎるのかも知れません。
(斜体文字が加筆した部分です)
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。