勝手にお名前診断 (第236回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第236回目の今日は石原さとみさんです。
このお名前は芸名で、宝石になる前の“原石”の並びを逆にしたという意味もある苗字の『石原』と、聡明で美しくありたいとしてつけた下の名前『聡美』を平仮名表記にしたものです。
ローマ字で書くと=ISHIHARA SATOMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
また、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。
この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
つまり石原さとみさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。
このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。
まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強い名前です。
“リターンネーム”は女性の場合特に音楽性が高くなると思われ、昔(70〜80年代の新人女優が当たり前の様にレコードデビューしていた頃)は歌手業に強い名前でしたが、グループアイドル主流の昨今はあらかじめ女優業で成功する方が増えています。
2002年、16歳の時にホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリに輝いた石原さとみさんは、翌年に早くもNHKの連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインに抜擢されるなど、強い女優運を活かしてこれまで数多くのドラマや映画に出演してきました。
美人女優の代名詞とされる事も多く、「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」でもここ数年常に上位に名前が挙がり、2015年には「理想の後ろ姿のタレント」第1位(どうやって他の人と比較するのかわかりませんが)にも輝きました。
しかし本名は石神国子といい、
ローマ字で書くとISHIGAMI KUNIKOと、
苗字の最後の文字「み」と、下の名前の最初の文字「く」、
フルネームの最初の文字「い」と、最後の文字「こ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。
実際、タレントスカウトキャラバンの前にもホリプロの俳優養成所に所属し、石神国子名義で映画に出演するなどの活動もしていましたが、なかなか日の目を見る事が出来ませんでした。
グランプリの名誉とツーペアネームの芸名が彼女の運命を大きく変えたのです。
本名を文字で見ると石神国子(いしがみくにこ)と、濁点は付くものの「か」という文字が入る“お・か・きネーム”でもあります。
既に芸能活動をしていたのにタレントスカウトキャラバンに参加して高みを目指そうとする辺りに、自分への厳しさが感じられますね。
ただこれほど有名になるとCDデビューなど歌手業に進出していてもおかしくないのですが、一度もそれがないのは本名がリターンネームではない為、音楽性は高くないからだと思われます。
昨年、結婚を発表した事で世間では“さとみロス”と騒がれましたが、お相手が一般男性という事ですので苗字がどう変わったかは分かりません。
(ハデ婚好きの“ロイヤルネーム”ではなかったので、同業者の芸能人ではなく一般男性を選んだのでしょう。)
引退する予定はなく今後も芸能活動を続けていく様ですが、芸名のほうを文字で見ても、女性が結婚後も人気が持続する“ワンモアネーム”ではないので、人気の急激な下降が危惧されます。
どちらにせよ「大きなお世話」的な話になってきたのでこの辺で終わりにしましょう。
どうか末長くお幸せに。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。