勝手にお名前診断 (第51回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第51回目の今日は山口百恵さんです。
本名は読みは同じで百惠と書くそうです。
(結婚後は姓が三浦になりました。)
「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、
分かりやすくする為にローマ字にしてみましょう。
や ま ぐ ち も も え
ローマ字で書くと YAMAGUCHI MOMOE となります。
苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「も」、
フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「え」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
しかし全体を見るとA、I、U、E、O、5つの母音が全て入っています。
このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。
このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。
山口百恵さんもその名前の力を存分に発揮しました。
歌手としては森昌子(もりまさこ)さん・
桜田淳子(さくらだじゅんこ)さんと共に花の中3トリオと呼ばれたアイドル路線からスタートし、やがては大人の女性を表現した曲やロック調の曲まで、その独特の表現力で全てヒットに結び付けました。
女優としても映画「伊豆の踊子」や「潮騒」に主演し、テレビドラマでは「赤い◯◯」というタイトルがシリーズ化されるなど、大成功を収めます。
そしてそれら一連の作品で共演した
また当時は水着の仕事もアイドル歌手が一手に請け負っていました(グラビアアイドルなどが登場する何年も前)ので、グラビアでも活動していました。
もちろんCMでも活躍していましたので、歌手・女優・グラビア・CMと、近年分業化されているジャンル全て(バラエティー以外)で成功した、非常に稀な存在だったのです。
◉笑わないアイドルの原点
山口百恵さんがデビューした当時は
麻丘(あさおか)めぐみさんなど、若い女性歌手が続々と登場した事で“アイドル”という言葉が浸透し始めた頃でした。
それまではニコニコと笑みを浮かべながら唄うのがアイドルの常識でしたが、その常識を覆した第一人者が百恵さんだったのです。
母子家庭で育ち、決して裕福ではなかった環境がそうさせたのかも知れませんが、彼女は歌唱中、冷徹なまでの表情を浮かべていました。母親を生計面で支援する為芸能界に入ったという逸話も日本人の心を揺さぶり、笑わない事が正当化されたのです。
「横須賀ストーリー」や「イミテイション・ゴールド」、
「プレイバックPart2」や「美・サイレント」など、
阿木燿子(あきようこ)・宇崎竜童(うざきりゅうどう)コンビが提供する、大人の女性を表現した曲を次々と唄いこなし、他のアイドルとは一線を画した、独特の路線を歩み始めます。
その唯一無二の存在が、他のシンガーソングライターの創作意欲にも火を付けたのでしょう。
谷村新司(たにむらしんじ)さんによる「いい日旅立ち」などは日本の歌謡史に残る名曲として今も唄い継がれています。
その後も笑わないアイドルの系譜は、
中森明菜(なかもりあきな)さんやWinkなどに受け継がれていきました。
現在では欅坂(けやきざか)46が再燃させていますが、その原点は40年以上前に確立されていたのですね。
そしてアイドルとして人気絶頂の頃に三浦友和さんと結婚し、引退をしました。
華やかな芸能活動をかなぐり捨て、それ以降表舞台には一切姿を見せなくなりましたが、その潔さがまた「伝説のアイドル」として高く評価される所以なのでしょう。
実際の活動期間は7年程でしたが、復帰する未練も残らない程の完全燃焼だったと思えます。短くも美しく燃えた、華麗な芸能生活を送った数少ない人物です。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。