勝手にお名前診断 (第61回)※2020.12.31改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第61回目の今日はウッチャンナンチャンのお二人です。
お二人とも本名です。
まず内村光良さんですが、
ローマ字で書くと=UCHIMURA TERUYOSHIとなり、
苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「て」、
フルネームの最初の文字「う」と、最後の文字「し」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
しかし全体を見るとUCHIMURA TERUYOSHIと、A、I、U、E、O、5つの母音が全て入っています。
このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。
続いて南原清隆さんはNANBARA KIYOTAKAとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
コンビ名はダウンタウンやナインティナイン同様、名前の中に“チャン”という同じ音が繰り返される「反復型」です。最近はコンビ名もサンドウイッチマンや千鳥の様に最初と最後の母音が同じリターンネームが増えていますが、一昔前まではこういった「反復型」がお笑いコンビの良い名前として主流でした。
個人名もロイヤルネームとリターンネームで非常に良い組み合わせですが、このコンビの大きな違いはベテランになってからの司会ぶりに現れています。
まず内村光良さんから見ていきましょう。
ロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。
この記事の中でもお笑いタレントで1番司会者に向いているのは
明石家さんまさんや所ジョージさんの様ななめらかネームだと申しましたが、ロイヤルネームも負けず劣らず司会業で活躍されています。
そしてこの記事でも触れた通りリーダーになる傾向も強い為か、内村さんはコント番組などで常に後輩タレントを従えているイメージが強く、あまり同期や先輩と絡んでいるシーンは見かけません。
名前の性質上、目上の人より後輩と絡むほうが楽なのでしょう。だから南原さんと共演する番組も減っていったのかも知れません。
滅多に怒らない温和な性格ながら「イッテQ」などでもリーダー的ポジションに立っている事が多く、また自分がボケて笑いを取るよりも、後輩たちにパスを回してチャンスを与える“司令塔”の様な役割に徹している様に見受けられます。
その点がなめらかネームのさんまさんの司会ぶりとも大きく違う所ですね。
また2017年から「紅白歌合戦」でも4年連続で総合司会として“真ん中に立つ”など、ロイヤルネームの特性を活かしきっていると言えます。
あと文字で見ると、内村光良(うちむらてるよし)と「し」が付くので、1年前の今日に書いたこちらの記事にも該当するんですね。
(斜体文字が加筆した部分です)
一方の南原清隆さんはコンビでの活動が減ってきた頃、「笑う犬の生活」や「内村プロデュース」などの番組で活躍していた内村さんに一時は大きく水をあけられていました。
2011年、ようやく「ヒルナンデス!」の総合司会に選ばれましたが、
この記事をご覧頂くとお分かりのように、司会者としてはやや弱いリターンネームの為か、コーナーの進行はほとんど各曜日のレギュラー陣が担当しているので、一人で司会をしているとは言えません。
どちらかと言うとビートたけしさんや石橋貴明(いしばしたかあき)さんの様に型にハマった司会が苦手で、内村さんと違って自分がボケるほうが好きなタイプです。
とは言え「ヒルナンデス!」はVTRのコーナーも多く、南原さんが活躍している印象はほとんどありません。番組の顔として名前だけ貸している、といった感すらあります。
(「ヒルナンデス!」の“ナン”はナンチャンの“ナン”です。)
それ以外では「ネタパレ」でも一応司会ですが、共同司会の陣内智則(じんないとものり)さんのほうがよく喋って進行もしています。御意見番的ポジションでありながらたけしさん程の威厳もなく、ただ若手のネタを見て笑っているだけの状態です。
内村さんが“司令塔”ならこちらは現役を引退した“監督”と言った所でしょうか。
名前タイプが違うと司会ぶりはこんなにも違うのですね。南原さんにはもっと前に出て欲しいものです。
文字で見ると一応、南原清隆(なんばらきよたか)と「たか」という音が入る“たかたかネーム”ではあるのですが、やはり“ナンチャン”か“南原さん”と呼ばれる事が多い為、せっかくの「たか」の効果が発揮されにくいんですね。その点が“貴さん”と呼ばれる石橋貴明さんとの違いです。
先述の通りウッチャンナンチャンは「反復型」の為、リターンネームのコンビ程の結束力もありません。内村さんの司会者としての評価や好感度は最近また急上昇していますので、今のままでは南原さんがまた大きく水をあけられ、コンビ格差が生まれないか心配です。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。