矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

THE ALFEE【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第129回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第129回目の今日はTHE ALFEEの3人です。

 

元々はALFIE=アルフィーという名前で主にフォークソングを唄うグループでした。

研ナオコさんのバックバンドをするなど、長い下積みの末にALFEEと表記を変えてロックバンドに転向、「メリーアン」「星空のディスタンスなどがヒットしてブレイクしてからTHEを付けてTHE ALFEEに改名したのです。

3人のメンバー全員がメインボーカルを取れる強みを活かし、曲に合わせてメインボーカルを交代するなどして、個性的な曲を次々と生み出していきました。

 

メンバーそれぞれのお名前は高見沢俊彦さん、桜井賢さん、坂崎幸之助さんの3人です。

 

まずリーダーの高見沢俊彦さんから見ていきましょう。

このお名前は本名ですが字が違い、戸籍上は“髙見澤”です。

ローマ字で書くとTAKAMIZAWA TOSHIHIKOとなり、

苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「と」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

ただ苗字と下の名前で分けて考えると、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、実はこの方フォークソンググループだった時代はリーダーではなく、ロックバンドに転向してからリーダーになったのです。途中でリーダーになるというのも珍しい事だと思いますが、これもある意味大きな転向と言えるでしょう。

THE ALFEEのほとんどの曲を作詞・作曲していて、ソロ歌手としても活動していますが、残念なのはバンドでもソロでも成功する“ワンモアネーム”でない為か、ソロでは誰もが知る様なヒット曲を出せていません。

同じ人が作った曲がTHE ALFEEの曲として出すと売れるのに、高見沢俊彦さんの曲として出すとイマイチ売れないのです。やはりあの方のボーカルが強過ぎるからでしょう。

女性人気も一番高い“永遠のビジュアル系”ですが立ち位置は向かって右側です。

 

続いてあの方、桜井賢さんを見てみましょう。

ローマ字で書くとSAKURAI MASARU となります。

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「ま」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「る」の母音が違います。

こちらも同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですね。

ただ文字で見ると「さ」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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そのパワフルな歌声でメインボーカルを最も多く務めていますが、ソロ活動は一切行なっていません。なのでワンモアネームの効力を発揮出来ていないのです。

絶対ソロデビューしても成功すると思いますが、サングラスを愛用している事から見ても、あまり目立ちたがりではないのかも知れませんね。

メインボーカルを最も多く務めているとは言え、立ち位置は向かって左側です。

 

ではセンターは誰かと言うと、いまだにフォークソングブームを引きずっているかのような、モジャモジャ頭でメガネのおじさん・・・そう、坂崎幸之助さんです。

ローマ字で書くとSAKAZAKI KONOSUKEと、

、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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この“ロイヤルネーム”の方がグループにいた場合はリーダーになるか、非常に目立つ中心的存在になります。

何を隠そうこの方が初代リーダーでした。私もてっきりリーダーだからセンターに立ち続けているのかなと思っていたんですが、それはブレイクする前の話で、デビューした頃のフォークソンググループだったからこそ、この方がリーダーを任されていたと思えるのです。

ロックバンドに転向した途端リーダーの地位を剥奪された訳ですが、それもそのはず、実は3人の中でこの方だけが芸名を名乗っていました。

本名は坂崎幸二(こうじ)といい、

ローマ字で書くとSAKAZAKI KOJI となります。

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「こ」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

こちらは完全な“ノーペアネーム”ですね。

本名はノーペアネームなのに芸名をロイヤルネームにしていた“えせロイヤルネーム”だったのです。だからリーダーの地位を剥奪されたのですね。

しかし、しかしです。リーダーの地位を剥奪されようが、あまり曲を作っていなかろうが、メインボーカルを務める事も少なかろうが、それでもこの方はセンターに立ち続けています。でもそれでファンもメンバーもしっくりいっているんでしょう。

リーダーでもメインボーカルでもないのにセンターに立ち続ける。正にロイヤルネームの真骨頂と言えます。

あと見落としがちですが、苗字の「さかざき」は濁点を取れば同じ文字が2つになる“条件付き”のワンモアネームですね。その点は「オールナイトニッポン」などのラジオや、単独での細々したテレビ出演に活かされていたのでしょう。

 

以上THE ALFEEのメンバーの名前を診断してみました。

もう1度このバンド名についてですが、母音で見るとジ・アルフィーと、最初と最後の文字が同じ“リターンネーム”になります。途中でTHEを付けただけとは言え、偶然にもグループ存続期間が長くなるリターンネームになっていたんですね。

その効果かデビューから47年(ジ・アルフィーになってからも34年)活動を続ける、非常に息の長いバンドになりました。

ここまで来たら50年目指して頑張って頂きましょう。その頃には3人とも70近いお爺ちゃんになってますけど・・・。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。